歴史に残るスイスショック発生!一体何が起こったか。

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スイス1月15日、スイスフランがユーロに対して数分のうちに30%も大暴騰し、多くの投資家が膨大な損失を被りました。(もちろん、スイスフラン買いをしていた方は儲かっています。)

いったいなぜ、こんなことが起こったのでしょうか。


◆ユーロ/スイスフランは1.20を割らないはずだった・・・。

スイスの中央銀行は2011年9月6日、デフレ等を防ぐためとして1ユーロ1.2スイスフランを防衛ラインに設定しました。そして、これを割りそうになれば、無制限の為替介入を行うことを決定しました。

中央銀行が明確に防衛ラインを設定し、そこを割らないように無制限の為替介入を行うと公言していたら・・・。世界中の機関投資家、個人投資家は、1.20を割らないことを前提に、投資行動を行うに決まっています。

◆スイス中央銀行、突然防衛ラインを廃止

ところが、スイス中央銀行は、この防衛ラインを突然撤廃したのです。誰もが信じていた1.20という防衛ラインを突然失ったスイスフランは、当然瞬時に大暴騰。わずか数分のうちにおよそ40%も値が動いたのです。

◆スイス中央銀行は、わざと市場の不意をついたことを発表

スイス中央銀行のジョルダン総裁は会見で、決定は「パニック的な反応」ではなかったと前置きをしたうえで、「このような金融政策の解除を決定した際には、市場の不意を突く必要がある」として、わざと市場の不意をついたことを認めました。

今回のスイスショックの影響で大手銀行が多額の損失を被ったり、FX会社が破綻するなどの事態が発生しています。中央銀行がこのような事態をある意味わざと引き起こしたことについて、批判の声があがっています。

◆FXは本当に恐ろしい・・・。

スイスフランと言えば、取引量が世界でトップ10に入る通貨です。その国の中央銀行が、わざと市場の不意をつき、混乱に陥れる事態が発生しました。夜トレでおなじみの高野やすのりさん(FXプライム株式会社・チーフストラテジスト)は、30年為替市場に関する仕事に従事しているが、こんなに酷い相場は見たことがないと憤慨していました。

こういうショックの時は、ストップロスも機能しない場合があります。レバレッジをかけるFXに絶対の安全はありません。

やはり、資産構築の柱はインデックスファンドで、FXは余裕資金の一部で行うべきだと改めて感じました。幸い、スイスフランのポジションは持っていませんでしたが、大変勉強になりました。






歴史に残るスイスショック発生!一体何が起こったか。」への2件のフィードバック

  1. しらいゆうき

    >わざと市場の不意をついた

    悪意がありますが、スイス中銀がユーロを売るためではないですかね?

    スイス中銀は利下げのカードを切ったので、これほど酷い通貨変動があるとは想定していなかったでしょう。
    完全に想定外だと思います。

    危険な賭けですが、貧乏人の私はしばらく外為市場に残ります(*^_^*)

    返信
    1. ef 投稿作成者

      しらいさま

      コメントありがとうございます。

      想定外だったかもしれませんが、歴史的な通貨変動を引き起こして多方面に影響を与えたことは事実ですし、また、市場の不意を突いたというのはご本人の言葉ですので、つい不満を述べてしまいました。

      私も、余裕資金を前提に、今後もFXを続けていきます。

      返信

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