伊藤忠のエリート社員がFXの損失補填で6億円横領!

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悩むこんな衝撃的なニュースが入ってきました。

FXにハマった伊藤忠商事元社員、半年で6億を着服 ハイリスク・ハイリターンの魔力とは…

逮捕された西口容疑者は、絵に描いたようなスーパーエリートです。超進学校として名を馳せる灘中学校・灘高校から東大に進学し、大学院を出た後伊藤忠商事に入社しました。そんな彼が手を出したのが、FX。休暇のバカンスの地でさえ、為替相場の数字から目を離せないほど、彼の頭はFXに支配されていました。

損失を穴埋めするため、仕事上の立場、権限を利用し、半年間で6億円を着服したそうです。

このニュースを見て、皆さんはどう思われるでしょうか?「FXって、やっぱり危ないんだなぁ、怖いんだなぁ。」と一般の方は思われるかもしれませんし、トレード経験のある人なら、「そんな無茶な取引して馬鹿だなぁ。」とか、「やっぱり損切りは大切だなぁ。」などと思われるかもしれませんね。

私は、そもそも西口氏がどういう目的で取引をしたのかわからないので、その目的を仮定し、それぞれ次のような感想を持ちました。

①西口氏が「資産運用として」FXを始めた場合。

この場合は、東大まで出てるのに、勉強不足も甚だしいなと思うと同時に、FXについての情報が、適切に提供されていないことへの問題を感じました。

少なくとも、資産運用として投資を行うのであれば、信じる信じないは別として、効率的市場仮説と現代投資理論は必ずおさえなければならないポイントだと考えています。その上で、インデックス投資を選択するもよし、市場は非効率だとして裁量取引を行うも良しです。ここまで冷静に考えた末の行動であれば、6億着服するほどハイリスクなトレードはしないと思います。たぶん・・・。

東大まで出た頭脳の持ち主の割には、一番得意なはずの「勉強」をちゃんとしていなかったんでしょうか・・・?もしくは、あまりにも優秀な頭脳を持ち、勝ち組としての人生を歩み過ぎたため、「俺なら市場を打ち負かせる」という気持ちが強く働き過ぎたのかもしれません。

また、FXについての情報が、適切に提供されていないことへの危機感も、同時に強く感じました。

例えば、FXって儲かるらしい!よし、本屋に行ってFXの本を買ってこよう!と思い立った初心者が、効率的市場仮説や現代投資理論に辿り着くまでの道のりがあまりにも遠すぎるように思うのです。っていうか、今の本屋を見る限りほぼ無理です。(^^;)FXやろう!株をやろう!っていう初心者が、本屋に行って「ウォール街のランダムウォーカー」を手に取る確率って何%あるんだろう・・・。

②西口氏が「刺激を求めて」FXを始めた場合。

レバレッジをかけて、ダイナミックに増減する自己の資産に一喜一憂する。そんな「刺激」を求めてFXを始めた場合、なるべくしてなったというか、「こりゃどうしようもねえな。」という感想です。

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FXにハマった会社員が会社の金を横領・・・「バカなやつだな」の一言で片づけることも出来ますが、少し考えれば、様々な問題点が浮き彫りになってきます。自分がこうならないために、また、こういう人が一人でも減るように、自己研鑽し、情報を発信していきたいと考えています。






伊藤忠のエリート社員がFXの損失補填で6億円横領!」への2件のフィードバック

  1. しらいゆうき

    これは、たまたま、資金が調達できるポジションにいたからこそ、横領しただけですが、
    FXブロガーを見ていても、この人に近い人は結構います。

    何度も退場を繰り返している人はそういう感じですね(*^_^*)

    トレードというより、ギャンブルになっています。
    勝てば勝つだけつぎ込むので、負けるまでその繰り返しで、
    資金が無くなると退場。
    再び資金ができたら入場?

    ちなみにこういう傾向の人は、株の信用取引でも存在しました。

    多分、先物などにもいるはずです。

    返信
    1. ef

      しらいさま

      株とかFXに何を求めるか、ですよね。資産運用を求めるのであれば、しらいさまが例に挙げた方々は愚の骨頂でしかありません。

      でも、株とかFXに「ギャンブルとしての刺激」を求めているのであれば、彼らの行動は正解なのです。だって、刺激はしっかり手に入れていますからね(^^;)

      資産運用をしようと思えば、基本的にトレードは退屈なものになるはずです。「自分は投資で資産運用をするんだ。FXや株に刺激を求めてはいけない。」この点は私もしっかり自覚しておきたいです。

      返信

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