アノマリーは簡単に作れる。

Pocket

ノート以前、ジブリの呪いというアノマリーをご紹介いたしましたが、念のため補足しておきます。基本的に私はアノマリーを信用して取引することはありません。

そもそも、アノマリーとは?

 

マーケット(相場)において、はっきりとした理論的な根拠を持つわけではないが、よく当たるかもしれないとされる経験則のことをいう。 -iFinance

よく当たるかもしれないという奥歯に物がはさまりまくったような言い方ですが、基本的にアノマリーというのはそういうものです。

アノマリーの具体例として、先日ご紹介したジブリ作品のTV放送後は相場が荒れる、12月は株価が安く1月は高くなる、PERの低い株はPERの高い株より収益率が良い・・・などがあります。

しかし、こういったアノマリーは、いくらでも簡単に「作る」ことができます。

例えば、正確に作られたサイコロを10回振ったとします。その結果、こうなりました。

1の目・・・3回
2の目・・・2回
3の目・・・2回
4の目・・・1回
5の目・・・1回
6の目・・・1回

1の目が3回と、一番多く出ました。これが「サイコロNo.1の法則」というアノマリーです!・・・あなたはこれ、信じますか?

お気づきの通り、1がたくさん出たのはただの偶然です。そして、この程度の偶然は頻繁に、ごく普通に発生します。私は、アノマリーと呼ばれるものには、このただの偶然という可能性を排除できないものが多々含まれていると考えています。

例えば、過去10年間に渡って、低PERの株と高PERの株の年間収益率を比較した結果、低PERの株の方が収益率が高いことが判明しました。なんて言われると、低PERの株は必ず儲かるような気がしてしまいます。しかし、これが先ほどのサイコロの例と同じ現象ではないという証拠はありますか?

証拠がある!と言える人は、このアノマリーに賭けてみてもいいかもしれません。しかし、証拠がないのであれば、あなたの大切な資金をこのアノマリーに賭けるのは、少し考えた方がいいかもしれません。私は、これらのアノマリーの証拠も提示できないし、根拠も説明できないため、アノマリーを信用していないのです。






コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)