レンジを上抜けたら?らくるくるの出口について

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くるくるモデル1

さて、前回は、左図のような場合、為替レートが105円から95円の間で推移してくれている限り、永遠に儲かり続けるという話をいたしました。しかし、相場はそう甘くはありませんので、いずれ上抜け、下抜けする時がやってきます。

今日は、100円でポジションを建てたものの、いきなり相場が急上昇して、レンジを上抜けてしまった場合、どうすればよいのか見ていきましょう。

◆100円でポジションを建てた後、106円に急上昇した場合。◆

この時、本体ロングは当然平均価格100円×10本ですね。では、ショートトラップはどうなるでしょうか?

100円から105円までのショートトラップが引っかかっています。平均は102.5円で、本数は6本です。(指を折りながら数えてみてくださいね。)

つまり、このようになります。

本体ロング
(106円-100円)×1,000通貨×10本=60,000円の含み益

ショートトラップ
(106円-102.5円)×1,000通貨×   6本=21,000円の含み損

差引39,000円の含み益が出ています。39,000円も儲かったら、大成功ですよね?ですので、安心して本体ロングもショートトラップも全部決済しちゃってください。
このように、全部決済してしまうポイントのことを、出口と呼びます。

実は、これこそが本体ロングの効果なのです。通常のトラリピは、トラップだけを仕掛けます。今回のケースだと、ショートトラップのみを仕掛けることになりますね。すると、105円を上抜けてしまった場合、すべてのショートトラップが塩漬けとなり、身動きが取れなくなってしまうのです。106円以上にショートトラップを追加することも可能ですが、そうするとさらにレートが上昇した場合、含み損が増えてしまうので、別途資金が必要になります。

本体ロングを同時に持つことで、レートが上昇して、ショートトラップが塩漬けになったとしても、それ以上に本体ロングが含み益を獲得しているので、プラスで全決済することが可能になったのです。

でも、ショートトラップはレートの下落に対してはリスクがない(どころか利益)けど、本体ロングなんか持っちゃったら、今度は下落時に損失が出るんじゃないの?こう思われた方は、かなりトラリピをマスターしています。

実は、この「不利な状況に相場が動いた時」の対応力の高さが、くるくるワイドのすごいところなのです。ですが、その前に、95円まで相場が下がった後、106円に相場が急騰したケースについてご説明しておきましょう。

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レンジを上抜けたら?らくるくるの出口について」への2件のフィードバック

  1. >100円から105円までのショートトラップが引っかかっています。平均は103円で、本数は6本です。
    平均102.5円じゃないですか?

    返信
  2. ef 投稿作成者

    あ さん

    ご指摘の通りです。修正させていただきました。不正確な情報を掲載し、
    申し訳ありませんでした。

    教えていただき、大変助かりました。ありがとうございます。

    返信

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