SMT国内債券インデックス・オープン 徹底分析

Pocket

財務省SMT国内債券インデックス・オープンは、日本国内の債券に投資することで、NOMURA-BPI 総合に連動する投資成果を目指すインデックスファンドです。

NOMURA-BPI 総合とは、野村證券金融工学研究センターの提供する日本債権のインデックス指数です。その投資対象は、ほぼすべてが日本国債になっています。

運用は、SMTインデックスシリーズで有名な三井住友トラスト・アセットマネジメントが行います。

それでは、SMT国内債券インデックス・オープンの特色を見ていきましょう。 


◆アセットアロケーション

ポートフォリオ
SMT国内債券インデックス・オープンは、NOMURA-BPI 総合に連動するように、100%国内債券に投資されます。ほぼすべて日本国債で運用されているようです。

◆買付手数料・信託報酬・信託財産留保額

信託報酬(税込)
買付手数料 無料
信託報酬 0.3996%
信託財産留保額 0.05%

SMT国内債券インデックス・オープンはノーロードで、信託報酬も0.3996%と、かなりの低コストを実現しています。

◆実質コスト

投資信託は、買付手数料・信託報酬・信託財産留保額だけではなく、売買手数料、有価証券取引税、その他監査費用、分配金に対する課税などのコストがかかっています。投資信託のコストを検討する際は、こうした隠れコストも考慮する必要があります。(分配金に対する課税は、投資信託の取得価額によって非課税となる場合もありますが、ここでは課税される場合を想定し、コストを算出しています。)

実質コストは運用報告書で確認することが出来ます。SMT国内債券インデックス・オープンの実質コストは次の通りです。

実質コスト 期間:2014.11.11~2015.5.11(×2)
信託報酬 0.398%
売買委託手数料 0.000%
有価証券取引税 0.000%
その他費用 0.006%
分配金に対する課税 0.000%
合計 0.404%

※半年に1回の決算のため、2倍にして計算

このように、SMT国内債券インデックス・オープンは信託報酬だけでなく、売買手数料やその他費用も非常に安く抑えられています。分配金も無分配を貫いており、その点も高評価です。

◆純資産額

2015年11月現在、SMT国内債券インデックス・オープンの純資産額(運用額)は97億円に達しています。

純資産総額

2008年の設定以来、順調に純資産額を増加させてきたことがわかります。為替変動を受けない、国内債券のファンドらしく、ほとんど落ち込みがなく、右肩上がりを継続しているのが特徴的です。

◆SMT国内債券インデックス・オープンの評価

日本国内の債券に投資することで、NOMURA-BPI 総合に連動する投資成果を目指すインデックスファンドです。

信託報酬及び、実質コストともにおよそ0.4%と抑えられており、コスト面で非常に優秀なファンドです。最近ではニッセイからさらに信託報酬の安い同タイプのファンドが設定されましたが、8年を超える運用実績と、実質コストがすでに明確になっている点で、安心感ではSMT国内債券インデックス・オープンに軍配が上がるかもしれません。

また、もう一つのライバルとなるeMAXIS国内債券インデックスも実績のある投資信託ですが、当ファンドよりもコストが高く、その点ではSMT国内債券インデックス・オープンが有利だと思います。

「ニッセイ国内債券インデックスファンドはまだ運用実績が短くて不安。実績のある投資信託の中で、出来るだけコストの安いファンドにしたい」という方に、オススメしたい投資信託です。

インデックスファンド図鑑に戻る






コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)