ギリシャに続く新たな火種。中国株バブル崩壊の危機

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中国ギリシャのデフォルト問題が市場の重しとなる中、ギリシャに続く新たな火種が生まれつつあります。それが、中国株バブルの崩壊の危機です。

国家の経済規模はたいしたことがないと言われるギリシャに比べ、中国のGDPは公表値が世界第2位の超大国。その経済に陰りが見られれば、影響力はギリシャの比ではありません。

◆上海総合指数のチャートが凄すぎる。

中国には2つの株式市場があります。それが、香港市場と本土市場です。香港市場は世界に開かれた市場で、本土市場は主に中国人向けの市場です。本土市場は中国人向けの市場ですので、外国人による株式の購入は大きく制限されています。

そんな本土市場の代表的な株価指数が上海総合指数です。その上海総合指数の株価チャートがこちら。(楽天ネット証券)

1年分のチャートを見て頂くとよりわかりやすいのですが、2014年から2015年にかけて急上昇し、ここ最近、大暴落している様子が見て取れると思います。上海総合指数は外国人の購入が制限されている本土市場ですので、世界経済への影響は限定的との意見も見られますが、中国経済の減速に繋がるとの懸念もあります。

◆対策はことごとく失敗。

中国当局は保険会社による株式投資の上限引き上げなど、矢継ぎ早に株価対策を繰り出していますが、実質的には不発に終わっています。

また、中国の株式市場では、経営上の重大事項があることなどを理由に、上場企業が証券取引所に対して売買停止を申請できるというすごい制度があり、すでに3分の1に当たる企業の株が売買停止となっています。

しかし、売る株がなければ下がることはない。と思いきや、売れる株に売りが集中するなど、こちらも株価下落の歯止めにはなっていません。

◆ギリシャと中国のダブルパンチ

ギリシャデフォルト問題が市場心理を冷やし、さらに中国株の暴落がそれを加速させるという悪循環が起き始めています。7月8日の株式市場では、日経平均株価もNYダウも大きく下落しました。

今後は、ギリシャデフォルト問題の行方、及び中国株がどこまで下がり続けるのかに市場の注目が集まりそうです。






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