事態はさらに複雑化!ギリシャデフォルト問題は国民投票へ

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ギリシャ財政資金が枯渇する中、IMFへの15億ユーロの返済が3日後に迫るギリシャ。27日午後9時(日本時間)から行われる債権団とギリシャとの会合において、財政緊縮策についてどこまで歩み寄れるかが焦点と見られていました。

しかし、ここに来て急転直下、ギリシャのチプラス首相がこの問題を国民投票にかけると表明し、事態はますます混乱を来しています。

◆国民投票の道は難題山積。

チプラス首相は27日未明、金融支援の前提となる財政緊縮策について、7月5日に国民投票を行うことを突如発表しました。しかし、この国民投票は事態をさらに混迷に導いています。

チプラス首相は国民投票を行うことを表明しましたが、国民投票は首相の一存で行えるわけではありません。国民投票の実施には議会の過半数の賛成が必要となり、野党を中心に、実際に国民投票に反対する声も出ていることから、国内政治も混乱することが予想されます。

また、そもそも7月5日に財政緊縮策の是非を問うわけですから、6月30日のIMFへの支払いに間に合いません。そこで、ギリシャのチプラス首相は、国民投票を行うために、債権団に対し「数日間の猶予」を求める考えを示しました。

しかし、債権団が、ギリシャ国内の議会承認も得ていない段階の国民投票を認め、猶予まで与えるかどうかはかなり不透明と言わざるを得ないでしょう。

◆すべてはユーロ圏財務相会合に託された。

いずれにせよ、27日のユーロ圏財務相会合で何らかの結論が出されるはずです。結果によっては、週明けの市場が大荒れになる危険性もはらんでいます。

日本時間の28日(日)朝には大勢が決しているでしょう。注目です。






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