セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド 徹底分析

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国旗セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは、日本、先進国、新興国の株式・債券に投資することで、世界経済の成長を享受するインデックスファンドです。

複数の資産クラスに分散投資し、ファンド内でリバランスも行う「バランスファンド」に分類されます。

それでは、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの特色を見ていきましょう。

◆アセットアロケーション

セゾンBGBF

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは、株式に50%・債券に50%投資するファンドです。

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの投資対象は、すべてバンガードのインデックスファンドです。投資対象ファンドへの資産配分比率は、各地域の株式および債券市場の時価総額によって決定され、適宜見直しがなされています。

◆買付手数料・信託報酬・信託財産留保額

信託報酬(税込)
買付手数料 無料
信託報酬 0.74%
信託財産留保額 0.1%

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドはノーロードで、信託報酬も0.74%と、比較的低コストなファンドです。

◆実質コスト

投資信託は、買付手数料・信託報酬・信託財産留保額だけではなく、売買手数料、有価証券取引税、その他監査費用、分配金に対する課税などのコストがかかっています。投資信託のコストを検討する際は、こうした隠れコストも考慮する必要があります。

実質コストは運用報告書で確認することが出来ます。セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの実質コストは次の通りです。

実質コスト 期間:2013.12.11~2014.12.10
信託報酬 0.503%+α
売買委託手数料 0.000%+α
有価証券取引税 0.000%+α
その他費用 0.002%+α
分配金に対する課税 0.000%
合計 0.505%+α

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは、前述の通り、バンガードのインデックスファンドを買いつけるバランスファンドです。そのため、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの運用に係る費用は上記の通りですが、プラスαとして、購入しているバンガードのインデックスファンドの実質費用が別途加算されます。

それについては、運用報告書では触れられていません。

信託報酬が0.74%とされているので、ファンド全体のコストとしては、おそらく0.74%~1.00%の間ぐらいになるのではないかと思います。

◆純資産額

2015年6月現在、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの純資産額(運用額)は1,010億円に達しています。

2007年4月 10億円到達
2007年7月 50億円到達
2007年11月 100億円到達
2012年11月 500億円到達
2015年5月 1,000億円到達

2007年3月に設定され、8年以上運用が継続しているファンドです。私の知る限り、最も長く、最も資金を集めているインデックスバランスファンドであり、その規模は他のインデックスバランスファンドを圧倒しています。

運用額も運用実績も申し分なく、今後も安定的な運用が見込めるファンドと言えるでしょう。

◆セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの評価

日本、先進国、新興国の株式・債券に幅広くインデックス投資するバランスファンドです。

当ファンドの設定は2007年。おそらく、低コストのインデックスバランスファンドとして最も早く販売された投資信託だと思います。当時としてはここまで低コストで、世界中の株式と債券にインデックス投資できるバランスファンドはセゾン・バンガード・グローバルバランスファンド以外に存在しませんでしたが、現代では選択の幅も広がりました。

資産配分は、各地域の市場の時価総額に準拠することになっており、人間の判断が入る余地がないようになっています。時価総額を資産配分の根拠として採用しているのはセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドだけです。

資産配分について、人間の判断が挟まれないように工夫しているファンドとして、世界経済インデックスファンドがありますが、こちらは時価総額ではなくGDPを資産配分の根拠としています。また、世界経済インデックスファンドは新興国の資産を積極的に取り入れていますが、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは株式については新興国に投資しているものの、債券は新興国に投資しません。

また、REITには投資しないため、REITにも投資したい方は別のファンドを選択する必要があります。

総合評価としては、ラインナップの豊富な現代では、少しコストの高い部類のインデックスバランスファンドに入ってしまうのかなと思います。新興国への投資割合の低さも好みが分かれるところでしょう。もちろん、アクティブファンドよりは当然低コストですし、各地域の市場の時価総額に基づいて資産配分を決定するという方法はセゾン・バンガード・グローバルバランスファンド唯一の特徴で、かつ合理的だと考えます。

運用実績も十分ですし、十分、購入に値するファンドだと評価します。

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