eMAXIS バランス(8資産均等型) 徹底分析

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国旗eMAXIS(イーマクシス) バランス(8資産均等型)は、日本、先進国、新興国の株式・債券及び日本、先進国のREITに投資することで、世界経済の成長を享受するインデックスファンドです。

複数の資産クラスに分散投資し、ファンド内でリバランスも行う「バランスファンド」に分類されます。

それでは、eMAXIS バランス(8資産均等型)の特色を見ていきましょう。

◆アセットアロケーション

 

e-maxisバランス(8資産均等)

eMAXIS バランス(8資産均等型)は、上図のように株式に37.5%、債券に37.5%、REITに25%投資するバランスファンドです。基本組入比率は、投資対象すべての資産クラスを均等にしているところが特徴的です。

株式・債券・REITの3資産に分散投資しますが、株式と債券は新興国を取り入れているのに対して、REITは日本と先進国に投資し、新興国には投資しません。

その理由としては、このファンドの設定当時は、新興国のREITへの投資がまだ一般的ではなかったことが考えられます。

◆買付手数料・信託報酬・信託財産留保額

信託報酬(税込)
買付手数料 無料
信託報酬 0.54%
信託財産留保額 0.15%

eMAXIS バランス(8資産均等型)はノーロードで、信託報酬も0.54%と非常に低コストなファンドです。ライバルファンドと言える世界経済インデックスファンドと同水準の信託報酬となっています。(信託財産留保額のみ、若干高め)

◆実質コスト

投資信託は、買付手数料・信託報酬・信託財産留保額だけではなく、売買手数料、有価証券取引税、その他監査費用、分配金に対する課税などのコストがかかっています。投資信託のコストを検討する際は、こうした隠れコストも考慮する必要があります。(分配金に対する課税は、投資信託の取得価額によって非課税となる場合もありますが、ここでは課税される場合を想定し、コストを算出しています。)

実質コストは運用報告書で確認することが出来ます。eMAXIS バランス(8資産均等型)の実質コストは次の通りです。

実質コスト 期間:2014.1.28~2015.1.26
信託報酬 0.539%
売買委託手数料 0.018%
有価証券取引税 0.008%
その他費用 0.053%
分配金に対する課税 0.000%
合計 0.618%

このように、eMAXIS バランス(8資産均等型)は隠れコストを含めた実質コストにおいても0.618%と、非常に低廉なコストを実現していることがわかります。これは、ライバルファンドと言える世界経済インデックスファンドを超えるコストの安さです。

◆純資産額

2015年9月現在、eMAXIS バランス(8資産均等型)の純資産額(運用額)は144億円に達しています。

純資産額

このように、加速度的に運用額が増加してきているファンドです。純資産額についても、ライバルファンドと言える世界経済インデックスファンドとほぼ同水準になっています。

今後も、安定的な運用が見込めるファンドと言えるでしょう。

◆eMAXIS (イーマクシス)バランス(8資産均等型)の評価

日本、先進国、新興国の株式・債券、及び日本、先進国のREITに幅広く、等分にインデックス投資し、投資コストも非常に低廉なファンドです。

ライバルファンドとなるのは世界経済インデックスファンドあたりになると考えられますが、現状の運用では、運用コスト、分配金の面でeMAXIS バランス(8資産均等型)が僅かに有利です。

なお、世界経済インデックスファンドは、ポートフォリオの構成について、地域別のGDP比率という概念を用いています。一方、eMAXIS バランス(8資産均等型)は単純に全資産を8等分しています。

そのため、日本1国への投資金額と、先進国すべてへの投資金額が等しくなり、分散投資という意味では、日本経済の影響をより受けやすくなる構成と言えます。ただ、これだけ十分に分散投資されていれば、実際のところ問題はないでしょう。

8資産等分というポートフォリオのコンセプトがわかりやすくて好きな方、新興国を除く日本、先進国のREITにも投資をしたい方にとっては、とても良いファンドだと思います。

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