世界経済インデックスファンド 徹底分析

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国旗世界経済インデックスファンドは、日本、先進国、新興国の株式・債券に投資することで、世界経済の成長を享受するインデックスファンドです。

複数の資産クラスに分散投資し、ファンド内でリバランスも行う「バランスファンド」に分類されます。

それでは、世界経済インデックスファンドの特色を見ていきましょう。

◆アセットアロケーション

世界経済インデックスF

世界経済インデックスファンドは、上図のように株式に50%、債券に50%投資するバランスファンドです。基本組入比率は、地域別のGDPの比率を参考に決定されています。組入比率は原則として、年に1回見直しが行われます。

インデックス運用を行うのに加え、アセットアロケーションもGDPという客観的指標に従って決定され、人間の判断を挟まないことが特徴です。

◆買付手数料・信託報酬・信託財産留保額

信託報酬(税込)
買付手数料 無料
信託報酬 0.54%
信託財産留保額 0.1%

世界経済インデックスファンドはノーロードで、信託報酬も0.54%と非常に低コストなファンドです。

また、世界経済インデックスファンドは、運用額の増加によるスケールメリットによって信託報酬を引き下げてきた歴史があります。

信託報酬(税込)
2009年1月(設定時) 0.714%
2010年7月 0.63%
2012年4月 0.525%
2014年4月(消費税8%へ増税) 0.54%

このように、資金の流入や環境の変化に対応して、投資家の為にコストを引き下げてきた歴史があります。

◆実質コスト

投資信託は、買付手数料・信託報酬・信託財産留保額だけではなく、売買手数料、有価証券取引税、その他監査費用、分配金に対する課税などのコストがかかっています。投資信託のコストを検討する際は、こうした隠れコストも考慮する必要があります。

実質コストは運用報告書で確認することが出来ます。世界経済インデックスファンドの実質コストは次の通りです。

実質コスト 期間:2014.1.21~2015.1.20
信託報酬 0.540%
売買委託手数料 0.019%
有価証券取引税 0.023%
その他費用 0.121%
分配金に対する課税 0.019%
合計 0.722%

このように、世界経済インデックスファンドは隠れコストを含めた実質コストにおいても0.722%と、非常に低廉なコストを実現していることがわかります。

◆純資産額

2015年7月現在、世界経済インデックスファンドの純資産額(運用額)は146億円に達しています。

世界経済インデックスF純資産

このように、世界経済インデックスファンドは2009年の設定以来、右肩上がりに純資産額を増やし続けてきました。特に最近はグラフの傾きも大きく、加速度的に資産が増加しているのが見て取れます。

運用期間の実績も6年を超え、今後も安定した運用が期待できるファンドです。

◆世界経済インデックスファンドの評価

日本、先進国、新興国の株式・債券に幅広くインデックス投資し、投資コストも非常に低廉なファンドです。

資産配分はGDPに準拠するという非常に客観的、かつ合理的な指針を持っており、これは、私の知る限り、世界経済インデックスファンドだけの機能です。

また、最近ではREITへの投資を行うファンドが多いですが、市場規模の小さなREITへの投資はあえて行わないというスタンスを持ち、インデックスバランスファンドのスタンダードに位置づけすることが出来ると思います。

バランス型のインデックスファンドとしては比較的先発の部類で、運用期間も6年と長く、その分純資産額も集まっていますから、継続した、安定的な運用も期待できます。

ただ、やはりREIT(不動産投資信託)資産も組み入れたいという方は、他のファンドを選択する必要があります。

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